コンピュータイメージング研究部門(2022)

最新情報

  • 1月16日・・・1月13日~16日に Takanawa Campus, Tokai University, Tokyo, Japanで開催された The 2023 International Conference on Computer Graphics and Image Processing (CGIP2023)に河畑代表が参加し、14日に発表しました。
    • Norifumi Kawabata and Toshiya Nakaguchi,
      “Optimal Design of Color Laparoscopic Super-Resolution Image Quality Based on Generative Adversarial Networks,"
      Proc. of The 2023 International Conference on Computer Graphics and Image Processing (CGIP2023),
      S2-6, 7 pages, Takanawa Campus, Tokai Univ., Tokyo, Japan, January 13-16, 2023.
  • 12月23日・・・Today, our one international conference proceeding has been accepted to the 2023 International Conference on Computer Graphics and Image Processing (CGIP2023).
  • 12月16日・・・12月14・15・16日に Fukuoka International Congress Center, Fukuoka, Japan で開催された The 29th International Display Workshops (IDW’22) に河畑代表が参加し、15日にポスター発表を行いました。
    • Norifumi Kawabata,
      “3D CG Image Region of Interest Estimation and Visual Attention Based on Saliency Map,"
      Proc. of The 29th International Display Workshops (IDW’22), Workshop on Applied Vision and Human Factors,
      Vol.29, VHFp1-6L, pp.709–710, Fukuoka International Congress Center, Fukuoka, Japan (Hybrid), December 14-16, 2022.
  • 11月30日・・・11月28・29・30日に御殿場高原ホテル(ハイブリッド)で開催された第37回画像符号化シンポジウム/第27回映像メディア処理シンポジウム (PCSJ/IMPS2022)に河畑代表が参加し、30日に発表しました。
    • 河畑則文,
      “質感認知標準課題画像データセットにおけるHEVC符号化画像解析",
      画像符号化シンポジウム / 映像メディア処理シンポジウム (PCSJ/IMPS2022)資料,
      P3-21, pp.136–137, 御殿場高原ホテル(ハイブリッド開催), 2022年11月.
  • 10月22日・・・10月21日に名古屋大学東山キャンパスで開催されたイメージ・メディア・クオリティ (IMQ) 研究会に河畑代表が参加し、発表しました。
    • 河畑則文,
      “360度カメラ画像におけるH.265/HEVC符号化画質評価とクロスリアリティ主観品質評価実験",
      電子情報通信学会技術研究報告, イメージ・メディア・クオリティ,
      vol.122, no.224, IMQ2022-12, pp.7–12, 名大東山キャンパス, 2022年10月.
  • 10月20日・・・12月14・15・16日に Fukuoka International Congress Center, Fukuoka, Japan で開催される The 29th International Display Workshops (IDW’22) に出していた1件の国際会議論文が Late-News Paper として Accept されました。

部門概要

コンピュータイメージングに関して,大きく分けて以下の研究を行っています.

  • 色彩情報工学
  • コンピュータグラフィックス
  • 視覚情報科学
  • 医用画像工学
  • ITS画像処理
  • コンピュータイメージングシステムを実現するための組込みシステムソフトウェアの構築,ソフトウェア形式手法の適用

部門紹介

画像科学・色彩工学を基盤とした画像情報処理



引用:http://a-graph.jp/2016/05/09/14934

画像情報処理の基盤となる画像科学,色彩工学に関して教育・研究を行っている.具体的には,画像処理,信号処理,光学,視覚の空間周波数特性を考慮して,ソフトウェア・ハードウェア協調設計の側面から,ユーザーに適した,好ましいと感じられるカラー画像の計測・処理・表現・再現に関する教育・研究を行っている.

コンピュータグラフィックスに関する画像情報処理



モデリング,シェーディング,レンダリング,アニメーションを始めとするコンピュータグラフィックスの理論に基づく画像処理手法や物体の質感情報に関する定量的評価モデルの構築に関する教育・研究を行っている.また,実世界ではできないような画像表現・再現をコンピュータグラフィックス上でシミュレーションとして行うことにより研究成果の可視化を行っている.

視覚メディアに関する画像情報処理



視覚メディアに関する教育・研究を行っている.特に多視点3D画像・映像の符号化画質評価や360度カメラ画像・映像の品質評価,ユーザーに負担の少ない画像提示手法に関して,アンケートや感性情報の主観評価に加え,生体情報や健康情報,画像特徴量,機械学習(サポートベクターマシン,深層学習)といった客観評価を考慮し,多変量解析を始めとする統計的手法を用いることで解析及び考察を行い,客観的だけでなく主観的にユーザーが望ましいと感じる画像の評価モデルの構築に関する研究を行っている.

メディカルシステムに関する画像情報処理



情報科学分野から医用画像工学やメディカル情報システムに関する研究を行っている.コンピュータグラフィックス,コンピュータビジョンの理論・知見を活用して,医用画像の領域検出,領域分割,再構成,画質評価を始めとする医用画像処理に関する研究を行うことによって,医学,情報・画像工学分野の連携を始めとする医工連携を進めている.また,コンピュータ支援外科を始めとするコンピュータ支援診断に関する研究を進めている.

モビリティ社会システムに関する画像情報処理



情報科学分野から交通情報システムや自動運転システムに応用可能なITS画像処理に関する研究を行っている.SLAM, 車両位置の自己位置推定,環境認識,車両の経路選択支援のシミュレーションシステムの構築を行い,安心・安全なモビリティ社会に向けた次世代交通情報システムに対してサービス情報学の観点から支援を行おうと考えている.

画像情報処理システムを実現するための情報プラットフォーム・組込みシステムソフトウェアの構築,ソフトウェア形式手法の適用



上記に挙げた画像情報処理システムの実現に向けたヒューマンセントリックな画像ハードウェアの最適設計,ディペンダビリティ理論に基づく組込みシステムの最適設計,リアルタイム性を重視した画像情報処理システム,ソフトウェア形式手法の適用による画像情報処理システムの自動化・高速化・最適化に関する研究を行おうと考えている.

Posted by norifumik